野球に変化球があるようにバドミントンにもいろいろなショットがあります。
さまざまなショットを使うことで相手をうまく誘導し疲れさせたり、ミスを誘ったりするのがバドミントンです。じゃあどういったショットがあるのか？ここで解説していきます。
なお、初心者の方はまず「クリア」「ドロップ」「ヘアピン」「ロブ」をできるようになりましょう！。
ページ最後に基本ショットを解説している動画を貼っておきます。ぜひ一度見てみてくださいね。
バドミントンの基本的なストロークは、さまざまな状況に対応するために使われる技術で、ゲームの重要な要素です。以下に、主なストロークの種類とその特徴を説明します。
バドミントンの基本ストローク
クリア (Clear)
攻撃的クリア (Attacking Clear) と 守備的クリア (Defensive Clear) の2種類があります。
シャトルを高く、相手のバックコート（後方）に飛ばすストロークです。
攻撃的クリアは速いスピードで相手のバックコートに送ることで、相手に攻撃をさせないようにします。守備的クリアは高い弧を描くことで、自分に時間を与えて体勢を整える目的で使われます。
ドロップ (Drop) カット
ネット近くにシャトルを落とすショットです。
相手のバックコートにいる場合や、相手をネット前に引き寄せたいときに有効です。
スピードをコントロールし、ネットのすぐ向こう側に落ちるように打ちます。
スマッシュ (Smash)
最も攻撃的なストロークで、シャトルを鋭角に相手コートに打ち込みます。
相手に時間を与えず、直接得点を狙うためのショットで、通常、高い位置から下に向けて強く打ち込みます。
スピードとパワーが求められるため、体の動きやタイミングが重要です。
ドライブ (Drive)
シャトルをネットに近い位置で直線的に打ち返すショットです。
相手に素早く反応させるために使われる攻撃的なショットで、低い弧を描いてシャトルが飛びます。
ダブルスで特に効果的で、速いラリーを続けるために使われます。
ヘアピン (Hairpin)
ネット近くから軽くシャトルを持ち上げ、相手のネット近くに落とすショットです。
相手をネット前に引き出すことで、次の攻撃のチャンスを作ります。
非常に繊細で正確なコントロールが必要です。
プッシュ (Push)
ネット付近から相手コートに軽く押し込むように打つショットです。
ネットの近くに落ちたシャトルを、短く速い動きで相手の空いているスペースに押し出します。
ダブルスで頻繁に使用されるストロークです。
ロブ(Rob)
ネット前で相手が落としたシャトルを高く持ち上げて、相手のバックコートに送るショットです。
防御的なショットであり、相手の攻撃を防ぐために使います。
これらの基本ストロークをうまく使い分けることで、バドミントンの試合での戦略が広がり、より多くの得点チャンスを作ることができます。
スマッシュを打ちたい方へ